スペインのプロサッカーリーグを統括するリーガ・エスパニョーラは12日、向こう2節で行われる予定だった1部と2部の全試合を延期すると発表します。世界で感染が拡大する新型コロナウイルスによる影響です。
1部リーグに所属する強豪のレアル・マドリードは現在、サッカーとバスケットボールのチームを隔離状態に置いています。バスケットボールの選手の1人にウイルスの陽性反応が出たためです。
リーガによる試合延期の判断は、レアル・マドリードでのチーム隔離の決定に続いて下されました。今後は隔離措置の完了を待ったうえで、改めて状況を見極めるとしています。
新型コロナウイルスの感染拡大により、各国のサッカーリーグは試合の延期や無観客での開催を余儀なくされています。イタリア1部リーグのセリエAは、政府が講じた全土での移動制限措置を受け、来月3日までリーグ戦を延期します。