新型コロナウイルスの
感染が
広がる中、
西村経済再生担当大臣は、
病状が
非常に
重い患者に
使われる「ECMO」と
呼ばれる
人工心肺装置に
詳しい医師と
面会し、
来週まとめる
緊急経済対策に、
機材の
増産や
導入支援、さらに
扱う人材育成の
支援策を
盛り込む
考えを
示しました。
政府対策本部の副本部長を務める西村経済再生担当大臣は、2日午前、「ECMO」と呼ばれる人工心肺装置を用いた治療に詳しい竹田晋浩医師と面会し、医療機器の整備をめぐって意見を交わしました。
この中で竹田医師は「ECMO」が、病状が非常に重い患者の治療に一定の実績をあげていると指摘したうえで「今後、そうした患者が増えることも想定し、機材と合わせて高度な技術を持った医師らの確保も必要だ」と訴えました。
このあと西村大臣は記者団に対し「すでに人工呼吸器やECMOの導入補助を行っているが、さらに必要となる事態も想定し、1人でも多くの命を守る思いで医療体制の整備に取り組みたい」と述べました。
そのうえで、来週まとめる緊急経済対策にECMOの増産や導入支援、さらに扱う人材育成の支援策を盛り込む考えを示しました。