パ・リーグは10日夜、楽天モバイルパーク宮城で3位ロッテと4位楽天がクライマックスシリーズ最後のひと枠をかけたシーズン最終戦を行いました。
試合はロッテが2回に1アウト二塁とし、6番岡大海選手のライト前に落ちるタイムリーヒットで先制し、4回には7番安田尚憲選手がレフトポール直撃の9号ソロホームランを打ってリードを広げました。
先発の小島和哉投手は6回まで毎回ヒットを許しながらも、3つのダブルプレーを奪うなど打たせて取るピッチングで要所を締め、7回を無失点に抑えました。そして終盤にも得点を重ねたロッテが5対0で勝ちました。楽天は序盤からチャンスを作りましたがあと1本が出ませんでした。
この結果、ロッテがすでにクライマックスシリーズ進出を決めていたソフトバンクに勝率で1毛上回って2位となり2年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めました。
これでパ・リーグはレギュラーシーズンの全日程が終了しオリックスが3年連続の優勝、2位がロッテ、ゲーム差で並んで3位がソフトバンク、4位が楽天、5位が西武、6位が2年連続で日本ハムでした。
2位ロッテと3位ソフトバンクのクライマックスシリーズファーストステージは今月14日からロッテの本拠地のZOZOマリンスタジアムで行われ、先に2勝したチームがオリックスと対戦するファイナルステージに進出します。
パ・リーグ2位と3位は「1毛」差
【パ・リーグ 順位表=全日程終了】
勝率 ゲーム差
1.オ 86勝53敗 4分 .619 --
2.ロ 70勝68敗 5分 .5072 15.5
3.ソ 71勝69敗 3分 .5071 0
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4.楽 70勝71敗 2分 .496 1.5
5.西 65勝77敗 1分 .458 5.5
6.日 60勝82敗 1分 .423 5.0