国は毎年、宇宙を利用して新しい産業を作った人や団体を選んで賞を贈っています。米を育てるために人工衛星が撮った写真を利用している青森県の団体の人などが、農林水産大臣賞をもらいました。
青森県の「晴天の霹靂」という名前の米は、人工衛星が撮った田んぼの写真を利用して、肥料の量や収穫する日を決めます。人工衛星の写真を調べると、米の中にたんぱく質がどのくらい入っているかわかります。米の味は、たんぱく質の量で決まります。
2014年に売り始めた「晴天の霹靂」は、おいしい米のランキングで、毎年いちばん上のランクになっています。