森友学園をめぐる
決裁文書の
書き換え
問題で、
財務省の
担当者が
大阪地検特捜部の
任意の
事情聴取に対し、「
書き換えは
当時の
佐川理財局長の
指示だったと
認識している」
などと
説明していることが
関係者への
取材でわかりました。
特捜部は
今後、
佐川氏からも
事情を
聴き、
詳しい経緯を
調べるものと
見られます。
大阪地検特捜部は、
森友学園への
国有地売却をめぐる
背任容疑などでの
告発を
受理し、
その捜査の
過程で
文書の
書き換えを
把握していました。
特捜部の
任意の
事情聴取に対し、
財務省の
担当者が「
書き換えは
当時の
佐川理財局長の
指示だったと
認識している」
などと
説明していることが
関係者への
取材でわかりました。
関係者によりますと、特捜部は、本省の理財局の職員が近畿財務局に書き換えを指示したメールも把握しているということです。
決裁文書の書き換えについて、これまで財務省は佐川氏の国会答弁との整合性を取るため、去年2月下旬から4月にかけて本省の理財局の指示で行われたと説明しています。
一方、佐川氏は今月9日の会見で「捜査を受けている立場でコメントは差し控えたい」と述べていて、特捜部は今後、佐川氏からも任意で事情を聴き、詳しい経緯を調べるものとみられます。