愛媛県は、
これまでないと
説明してきた
学校法人「
加計学園」の
獣医学部新設に
関連する
文書が
残されていることがわかったとして、
事実関係の
調査を
進めています。
これについて、
中村知事は、
10日午前、
調査結果がまとまり
次第、
速やかに
公表する
考えを
示しました。
加計学園の
獣医学部新設をめぐって、
国家戦略特区に
提案される
2か月前の
平成27年4月2日に
愛媛県や
学部が
新設された
今治市、
それに、
学園の
関係者が、
官邸と
内閣府を
訪れた
際の
文書について、
愛媛県は「
残されていることがわかった」として
詳しい調査を
進めています。
関係者によりますと、文書には、一行が面会した幹部らの名前や獣医学部新設をめぐる具体的なやり取りが記されていて、当時、総理大臣秘書官を務めていた、柳瀬唯夫経済産業審議官の名前も記載されているということです。
この文書について、県は去年7月、市民団体の情報公開請求に対して「存在しない」と回答していました。
愛媛県の中村知事は10日午前、「担当部署に調査するよう指示した。わかり次第、発表する」と述べ、調査結果がまとまり次第、速やかに公表する考えを示しました。
県は早ければ10日にも中村知事が記者会見を開いて、事実関係について説明することにしています。