フィギュア
スケートの
男子シングルで、オリンピック
2連覇を
果たした
羽生結弦選手の
活躍をたたえる
祝賀パレードが
22日午後、
仙台市で
行われます。
羽生選手は
男子シングルのオリンピック
2連覇という
66年ぶりの
快挙を
成し遂げ、パレードは
この活躍を
祝おうと
22日午後、
出身地の
仙台市の
中心部を
通る東二番丁通りで
行われます。
仙台駅近くのスタート地点では午後1時15分から出発式が行われ、羽生選手本人があいさつし、ソチオリンピックで金メダルを獲得した4年前に続く2度目の県民栄誉賞が授与されます。
そして午後1時半から専用の車に乗り込み、仙台市役所前までのおよそ1.1キロの区間を40分かけて移動します。
パレードでは、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興への願いを込めて、仙台と盛岡に伝わる地元の踊りも披露されます。
実行委員会は、前回、4年前を3万人上回るおよそ12万人の人出を見込んでいて、全国から被災地に足を運んでもらう機会としても期待が寄せられています。
パレードに伴って、東北新幹線やJRの在来線、それに仙台市地下鉄は臨時の列車を運行する予定で、実行委員会は公共交通機関を利用するよう呼びかけています。
ファンは待ちきれず 昨夜から沿道に
祝賀パレードが行われる仙台市中心部の通りには、開始を待ちきれない人たちが21日夜から詰めかけ、このうちスタート地点の近くには午後7時ごろの時点で70人余りが集まっていました。
東京・杉並区から訪れた50代の女性は、夕方にコースを下見したところ、すでに沿道に人の姿が見られたことからパレードが終わるまで待つことにしたということです。この女性は「この場所なら羽生選手の表情を見られると思います。近くでおめでとうと伝えたいです」と話していました。
また、名古屋市から訪れた40代の女性も「いちばん近い場所で羽生選手を見たいと思い、ここに来ました」と話していました。