日本大学アメリカンフットボール
部の
選手が
試合中に
相手選手に
後ろからタックルをする
重大な
反則行為をしてけがを
負わせた
問題で、
関東学生連盟の
規律委員会は、
日大の
選手を
指導していた
内田正人前監督や
前コーチなどの
責任を
重く
見て、
厳しい処分が
必要と
考えていることがわかりました。
今月6日に
行われた
日大と
関西学院大学の
定期戦を
主催した
関東学生連盟の
規律委員会はこれまで、
反則行為をした
日大の
選手や
内田前監督、
井上奨前コーチに
加え、けがをさせられた
関西学院大の
選手などから
聞き
取りをして
事実関係を
調べました。
規律委員会は調査結果をまとめたうえで理事会に諮り、理事会が最終的な処分を決めることになりますが、関係者によりますと、規律委員会は、反則行為をした選手を指導していた内田前監督や井上前コーチなどの責任を重く見て、厳しい処分が必要と考えていることがわかりました。
反則行為をした選手や日大のアメリカンフットボール部に対しては、選手が競技する機会を奪わないことも考慮して処分を検討しているということです。
関東学生連盟の規定によりますと、処分は8種類あり、「訓告」や「戒告」のほか、「公式試合の一定期間の出場資格の停止」、「団体活動の一時的または無期限停止」などがあり、最も重い処分は「除名」となっています。
関東学生連盟は来週にも臨時の理事会を開き、規律委員会からの報告を受けたうえで処分を決めることにしています。