安倍総理大臣と
野党の
党首による「
党首討論」が
30日、およそ
1年半ぶりに
行われます。
森友学園や
加計学園をめぐる
問題などを
受け、
安倍政権の
政治姿勢などについて
論戦が
行われる
見通しです。
おととし12月以来、
およそ1年半ぶりの
開催と
なる党首討論には、
安倍総理大臣と
立憲民主党の
枝野代表、
国民民主党の
玉木共同代表、
共産党の
志位委員長、
日本維新の
会の
片山共同代表の
野党4党の
党首が
出席します。
党首討論では、森友学園への国有地売却や加計学園の獣医学部新設をめぐる問題などを受けて、安倍政権の政治姿勢や総理大臣官邸と各省庁の幹部との関係について論戦が行われる見通しです。
また、史上初の米朝首脳会談の開催に向けた調整が本格化している中で、北朝鮮問題への対応などをめぐっても議論が交わされるものとみられます。
一方、政府・与党が最重要法案と位置づける働き方改革関連法案について、与党側は野党側の反発も考慮し29日に予定していた衆議院本会議での採決を見送り、30日、衆議院厚生労働委員会で改めて質疑が行われることになりました。
与党側は今の国会での成立に向け31日、円満な形で法案の衆議院通過を図り、すみやかに参議院で審議に入りたいとしているのに対し、野党側は引き続き法案の問題点を訴え、廃案を迫っていく方針です。