地震のあと
運転見合わせとなり、23
日、
全線で
運転が
再開された
大阪モノレールですが、
新たに
地震の
影響と
見られる
車両の
不具合が
見つかったため、24
日は
終日、
全線で
運転を
取りやめています。
モノレールを
運行する
大阪高速鉄道によりますと、23
日の
点検で、
車両の
下にある
ゴム製の
部品がずれている
車両が
見つかりました。
この部品は揺れを吸収するためのもので重さが5キロあり、落下するとレールの下を歩く人や車などに危険を及ぼすおそれがあるとして、モノレールは24日の終日、全線で運休しています。
不具合が見つかった車両は地震当時、震度5強を観測した摂津市付近を走行していて、大阪モノレールでは地震によって不具合が生じたと見て調べています。
また、再点検はすべての車両を対象にしていて、25日以降の運行については、今のところ見通しが立っていないということです。
大阪モノレールは地震のあと運転見合わせとなり、23日、全線で運転を再開したばかりでした。
運転見通し立たず
大阪モノレールを運行する大阪高速鉄道は24日午前、会見を開き、「車両の点検をしていたところ、部品に損傷がある車両を発見し、全列車の臨時点検をすることになりました。連日、ご迷惑、ご心配をおかけし申し訳ございません」と謝罪しました。
また、車両の点検は24日夜までには終わらせたいとする一方で、車両の修理が続いていることから、今の時点で25日以降の運行の見通しは立っていないとしています。