そのうえで、次のポーランド戦については、「難しい相手だが、1次リーグ突破を果たしたい。日本はそれができるチームなので、死に物狂いで向かいたい」と次の試合を見据えました。
日本の1点目の乾「思い切って打った結果」
日本の1点目を決めた乾貴士選手は、試合後、「最近の試合でも決めていた得意の形でゴールを決めることができた。思い切って打った結果だ」と振り返りました。
そのうえで、次のポーランド戦については、「難しい相手だが、1次リーグ突破を果たしたい。日本はそれができるチームなので、死に物狂いで向かいたい」と次の試合を見据えました。
2点目の本田「決めることができてよかった」
途中出場の本田圭佑選手は、3大会連続の得点となる同点ゴールを決めました。
試合後、「すごくよいボールが来て、決められていなければ負けるかもしれない場面だったので、決めることができてよかった。チームとしても前のコロンビア戦よりもよい戦いができた。本音を言えば、きょうの試合で、決勝トーナメント進出を決めたかったが、これがワールドカップの厳しさだとおもう。次の試合は負ければ敗退が決まるかもしれない大事な試合になるので、しっかり準備していきたい」と話しました。
香川「勝ち点1 今後につながる」
試合後、香川真司選手は「よく最後追いついた。勝ち点1を取れたことは今後につながると思う。きょうの試合に向けて前の試合から改善できることはできた。試合を支配することはできたが勝ち切るということができなかった。次の試合、最後で得点を取り切るということをしていきたい。次の試合に向けて時間はないが修正したい」と話していました。
柴崎「勝てるゲームだった」
柴崎岳選手は「勝てるゲームだったので、引き分けたのは悔しいが、最低限、勝ち点1を獲得したのは評価できる。1試合1試合、チームのコンビネーションはよくなっているので、ゴール前に迫る回数は増えている」と試合を振り返りました。
川島「先制されたのは自分のミス」
ゴールキーパーの川島永嗣選手は「先制されたのは、自分のミスで目の前が気になり失点を許してしまった。厳しい中でもコロンビア戦の時のようにチーム一丸となって厳しい中でもこの結果を出すことができた。次の試合は、結果が大事。自分としてもしっかり修正して臨みたい」と話しました。
吉田「よく2回追いついた」
ディフェンダーの吉田麻也選手は、引き分けたことについて「無失点を目指していたが、2失点してしまい、この試合は得点をとってくれたフォワードに感謝したい。本当は、勝ち点3を取って決勝トーナメント進出を決めたかったが、個の能力が優れた相手に対してよく2回も追いついたとポジティブにとらえたい」と話していました。
長友「同点にできたのはよかった」
ディフェンダーの長友佑都選手は「セネガルのスピードはトップクラスで、これからビッグクラブに行くようなすばらしい選手たちだったが、日本が最後まで諦めず、最後に同点にできたのはよかったと思う。ボールを回しながらたくさんチャンスを作って、すごくいいサッカーをしたので そこは自信にしていいと思う」と振り返りました。
そして、日本の1点目につながるみずからの突破については、「常にいちばん嫌なところを狙おうと、強い気持ちで相手の裏をずっと狙っていた。乾選手がいい位置にいてくれたので、彼のシュートをほめたい」と話しました。
そして、ポーランドとの第3戦については「しっかり勝っていい形で決勝トーナメントに行けるようにチーム一丸となって頑張る。カギは、強い気持ちと、戦う気持ち、そしてチームが1つになること。それに尽きると思う。いまチームの雰囲気もいいので、しっかりと最後まで戦いたい」と気持ちを引き締めていました。
長谷部「相手にやられた印象ない」
キャプテンの長谷部誠選手は、試合後、「勝てたゲームだった。それでも、先制されても非常に落ち着いて自分たちのやるべきことを理解していたし、常に先行される展開の中、2回、追いつけたというのは悪くない結果だったと思う。試合を通して自分たちのほうがチャンスが多かったし、相手にやられたという印象はない」と淡々と振り返りました。
大迫「チャンス決められなかったのは反省点」
フォワードの大迫勇也選手は、試合後、「得点するチャンスがあった中で決めることができなかったことは反省点だ。それでも、監督からも守りも全員でやろうと常々、言われているので、重たく大きいセネガルの選手を相手によい守備ができたことはチームのためになれたと思う。次の試合で必ず1次リーグ突破を勝ち取りたい」と話しました。
酒井宏樹「引かずに勇敢にプレーした」
ディフェンダーの酒井宏樹選手は、試合後、「引かずに勇敢にプレーした。みんなでもぎ取った勝ち点1だが、勝ち点3を取りたかった」と試合を振り返りました。
次のポーランド戦については、「引いて勝てるような相手ではないので、チーム全員で立ち向かっていきたい」と話していました。
原口「最後までしんどい試合だった」
ミッドフィルダーの原口元気選手は、試合後、「最後までしんどい試合だったが、チームとして粘って同点に追いつくことができた。個人的には、攻撃面で仕事をしたかったが、きょうは悔しい試合になった。次のポーランド戦は、しっかり走ってチームに貢献したい」と話していました。
昌子「少し残念な結果」
ディフェンダーの昌子源選手は、2対2で引き分けたセネガル戦について「相手は手足が長く、序盤は苦戦することが多かったが、徐々に慣れていい対応ができた。勝ち点を取れたことは大きいが、試合前のプランは、勝ち点3を取ることだったので、少し残念な結果だ」と振り返りました。
そのうえで1次リーグ最終戦となる次の第3戦について、「本当に負けられない試合なので決勝トーナメントのことは考えずに頑張りたい。初戦は先制することができたし、2戦目は追いつくことができた。第3戦は逆転できる力も見せたい」と意気込んでいました。
岡崎「チームとしていい戦いできた」
途中出場したフォワードの岡崎慎司選手は「西野監督からは同点弾を取ってきてくれと言われた。大迫選手をフォローするツートップの形で入ったが、ふだんやっているプレーなので、試合に難なく入ることができた。大迫選手が1人でやっていたことを2人でやって、相手の守備の驚異になろうと考えていた」と話しました。
そして試合を振り返り、「チームとしていい戦いができた。チームが1つになってきているし、一人一人が責任を持って意見を言い合い、それが全員のプレーに表れている。いい雰囲気が同点につながったと思うし、途中から出場した選手がゴールを決めたというのが今のチーム状況を表していると思う」と手応えを口にしました。
さらに「ワールドカップは厳しい戦いが続く。勝ち上がるためには、ただ勝つだけじゃなく、成長していくことが勝ち上がっていくのに必要で、そのために話し合えるのが今のチームの強みだと思う」と話しました。
そのうえでポーランドとの第3戦に向けて「引き締めなければいけないが、ここで負けなかったことはチームが力をつけてきていることだと思うし、勢いになる。ポーランドに勝って1次リーグを突破できるように頑張りたい。自分はフォワードなので、チームの重要なゴールを決められるよう頑張りたい」と意欲を示しました。