太平洋戦争の終わりごろ、沖縄県では激しい戦いがあって、20万人以上が亡くなりました。
沖縄県で最後に大きな戦いがあった糸満市の平和祈念公園では23日、亡くなった人たちのために祈る式がありました。亡くなった人の家族など5100人が式に出席して、12時になるとみんなで静かに祈りました。
そのあと沖縄県の翁長知事が「私たちは平和を大切にする『沖縄の心』を持って生きていきます」と話しました。そして、普天間にあるアメリカ軍の基地を辺野古に移すことについて、「基地の問題を解決する方法は、20年も前に決まったこの方法だけなのでしょうか」と話しました。