29
日、
滋賀県米原市で
発生した
竜巻と
見られる
突風で、
飛ばされた
住宅の
屋根が
寺の
建物に
ぶつかる瞬間の
映像が、
車の
ドライブレコーダーに
記録されていました。
今回の
突風で
米原市北方の「
通来寺」では、
南西に200
メートルほど
離れた
住宅から
飛んできた
長さが10メートル
近くあるトタン
屋根が
寺の
建物にぶつかり、
柱やはりが
壊れました。
寺に止まっていた車のドライブレコーダーには、画面の右側からかごが飛んできたのに続いて、飛ばされてきた大きな青い屋根が寺に衝突する瞬間がうつっています。
衝突のあとには砂ぼこりが舞い上がり、そのまま車のフロントガラスにたたきつけられる瞬間も捉えられていました。
通来寺の前の住職の禿子観成さんは「こんなに大きくて重そうなものが飛んできたことを考えると、とても恐ろしいです。人に当たらなくてよかったです。寺はおよそ350年の歴史がありますが、柱が折れているので建て替えが必要かもしれない」と話していました。