ラグビーの
強豪、ニュージーランドの
代表として
活躍したダニエル・カーター
選手が、
日本の
トップリーグ、
神戸製鋼への
入団会見を
行い、「
自分の
加入によって
チームに
新しい歴史を
作り出し、トップリーグ
優勝を
目指したい」と
抱負を
述べました。カーター
選手は36
歳。
ポジションは
司令塔のスタンドオフで、
強豪のニュージーランド
代表では、
2回のワールドカップ
優勝に
貢献しました。
また、テストマッチは通算112試合に出場し、歴代最多の1598得点をマークするなどして、ワールドラグビーの年間最優秀選手を3回受賞した世界的なスター選手です。
カーター選手は16日、神戸市内のホテルで入団会見を行い、「神戸製鋼は長い歴史のあるチームだが、私の加入によって新しい歴史を作り出したい。簡単なことではないが、優勝を目指して全力を尽くしたい」と抱負を語りました。
そのうえで「2シーズンの契約だが、自分のキャリアを神戸で終わらせようと思っている。ラグビー人生の最後に神戸でプレーできることを楽しみにしている」と述べました。
正確なパスやキックを持ち味とするカーター選手の加入は、神戸製鋼にとって大きな戦力になるとみられます。
また世界的なスター選手の加入は来年、初のワールドカップ開催を控える日本ラグビー界の盛り上がりにもつながると期待されます。