グーグルは去年8月、カリフォルニア州で州の観測網を活用した地震警報を始め、今年後半には「加速度センサー」を活用した検知・警報システムの運用も始める予定です。
動きや振動をとらえる「加速度センサー」は地震の初期微動を検知する程の感度があるとされ、小さな振動の情報をサーバーに集めて地震を把握し、大きな揺れの前にアンドロイドユーザーに通知できるようにしようとしています。
無数のスマートフォンが地震計のようになることから観測網や警報システムのない地域への応用も期待されていて、グーグルは28日、ギリシャとニュージーランドへの導入を発表しました。グーグルは、この2か国がスマートフォンを活用した地震の検知と警報、両方の機能を利用する最初の国になるとしています。