中国の国家市場監督管理総局によりますと、独占禁止法に違反したのは、トヨタ自動車と中国の配車サービス最大手ディディ傘下で海外投資事業を担う会社で、それぞれに50万元、日本円でおよそ840万円の罰金を科したということです。両社は2019年に中国で合弁会社を設立した際、合弁の内容について事前に必要な中国当局への申請を怠ったとしています。
3月にはソフトバンクとディディのグループ会社による合弁会社設立をめぐっても今回と同じ理由で罰金が科せられていて、中国当局は独禁法に関わる取り締まりを強化しています。