超加工食品の摂取量が多いと寿命が10%以上縮む可能性があるという研究結果が、このほど米国の学会で発表されました。研究チームは食生活に関する未発表の実態調査に協力した約50万人について、ほぼ30年の追跡調査を行いました。
米国立がん研究所の研究員で論文筆頭著者のエリッカ・ロフトフィールド氏によると、研究の結果、早死にリスクは男性で15%、女性は14%上昇することが分かりました。
調査対象者が摂取した食品124品目のうち、超加工食品の摂取が多かった上位90%が筆頭に挙げたのは、過度に加工された飲料でした。
中でも最も多かったのは「ダイエット清涼飲料」で、2位は砂糖入りの清涼飲料。続いて超加工パンや焼き菓子といった精製穀物食品の人気が高かったです。