レバノンの
イスラム教シーア
派組織ヒズボラは、イスラエル
軍による
空爆で
司令官が
殺害されたことへの
報復として、200
発以上の
ロケット弾を
発射し、
双方の
本格的な
衝突に
発展することが
懸念されます。
一方、イスラエルは、ガザ
地区での
停戦と
人質解放をめぐる
交渉に
向けて
交渉団を
送るとしていますが、
事態が
打開されるのか
楽観できない
状況です。
イスラエルとレバノンとの国境地帯では、4日もイスラエル軍とハマスとの連帯を示すヒズボラとの間で、攻撃の応酬が続いています。
ヒズボラは前日に(3日)司令官が殺害された報復としてイスラエル側に200発以上のロケット弾を発射したと主張し、イスラエルのメディアは北部で兵士1人が死亡したと伝えています。
また、イスラエル軍もレバノンにあるヒズボラの拠点を新たに空爆したとしていて、双方の本格的な衝突に発展することが懸念されます。
一方、イスラエルとハマスの間で難航している停戦と人質解放に向けた交渉について、イスラエルのネタニヤフ首相は4日、アメリカのバイデン大統領との電話会談の中で、交渉団を送ることを明らかにしました。
仲介国のエジプトやカタールはハマス側とも協議していますが、恒久的な停戦を求めるハマスと、ハマスの壊滅を目指すイスラエルとの立場の隔たりは依然として大きく、事態が打開されるのか楽観できない状況です。