ロシア
軍によるウクライナ
各地への
大規模なミサイル
攻撃で
首都キーウの
小児病院などに
大きな被害が
出て、40
人以上が
死亡したことに
関連し、
アメリカのシンクタンクは、ロシア
軍がウクライナ
軍の
防空システムを
回避する
新たな
戦術を
使った
可能性が
高いと
分析しています。
ウクライナの警察当局は9日、ロシア軍が8日に各地に行った大規模なミサイル攻撃で、首都キーウの小児病院などに大きな被害が出て、これまでに42人が死亡し、190人がけがをしたと発表しました。
今回の攻撃について、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は、ロシアのミサイルが50メートルほどの低空を飛行したと指摘されていることを受けて、ロシア軍がウクライナ軍の防空システムを回避する新たな戦術を使った可能性が高いと分析しています。
一方、ロシアでは国民的歌手で、ヒット曲「百万本のバラ」を歌ったことで知られるアーラ・プガチョワさんが9日、自身のインスタグラムに、顔などに傷を負った子どもの写真を投稿しました。
プガチョワさんは写真とともに「神は忍耐強いが、すべてのことには限度がある」というメッセージも投稿し、小児病院などへの攻撃を批判したものと受け止められています。