北口選手は、1回目の投てきで64メートル63センチと課題としている序盤に好記録をマークしました。
このあといったん2位に下がりましたが、最終の6回目で今シーズンの自己ベストを更新する65メートル21センチを投げて逆転で優勝しました。
去年、世界選手権を制した北口選手は今シーズンに入ってコンディションが整わず思ったように飛距離を伸ばせない投てきが続いていましたが、7月、開幕するパリオリンピックを前にメダル獲得の目安としている65メートルを超える記録で、世界のトップ選手が出場するダイヤモンドリーグを制しました。
また、女子5000メートルでは田中希実選手が今シーズンの自己ベストとなる14分40秒86のタイムで3位に入りました。
男子110メートルハードルの泉谷駿介選手はレース終盤に転倒して途中棄権しました。