群馬県は26
日夜、
群馬県明和町にある
工場の
排水から
基準値を
超える水銀が
検出されたと
発表しました。すでに
工場からの
排水は
停止していますが、
県では
詳しい調査結果がわかるまでは
周辺の
川に
入らないように
呼びかけています。
群馬県によりますと、基準値を超える水銀が確認されたのは利根川の支流、新堀川の導水路です。
県が25日、群馬県明和町にある薬品メーカー、「国産化学」の群馬工場から出る排水の定期的な調査を行ったところ、判明したということです。
原因や水銀の詳細な検出量などはわかっていないということで、県などは引き続き調査を行うことにしています。
また、すでに工場からの排水は停止していますが、県では水質汚染の可能性もあるとして詳しい調査結果がわかるまでは周辺の川に入らないように呼びかけています。
県によりますと、この工場から排出された水は新堀川を経由して谷田川や渡良瀬遊水地などに流れていくということです。