ネット
金融大手の「SBIホールディングス」と
台湾の
半導体大手が
共同で、
およそ4000
億円をかけて、
宮城県内に
半導体工場を
建設する
方針を
固めたことがわかりました。
SBIホールディングスと台湾の半導体大手「PSMC」は、ことし7月に共同で新会社を設立して、日本国内での半導体工場の建設を目指すと発表していました。
その後、両社は立地場所の選定などを進めていましたが、関係者によりますと、このほど宮城県内に自動車やIT向けの半導体の製造工場を建設する方針を固めたことが分かりました。
両社は、現地に複数の工場の建設を計画していて、このうち1期目の工場は、およそ4000億円をかけて、2026年の稼働を目指しているということです。
2期目の工場を含めた全体の投資額は8000億円程度に上るとみられ、SBIホールディングスと「PSMC」は近く、こうした計画を公表することにしています。
国内では、台湾の別の半導体大手のTSMCが熊本県で新工場を建設するなど、半導体関連の生産拠点の開発計画が相次いで打ち出されています。