アメリカのバイデン
大統領は
中国の
王毅外相と
面会し、
両国が
対話を
維持することの
必要性を
強調しました。
焦点となっていた
米中首脳会談についてホワイトハウスの
高官は「
実現すると
確信している」と
述べ、
期待感を
示しました。
アメリカのブリンケン国務長官は27日、前日に引き続き、首都ワシントンで中国の王毅外相とおよそ2時間会談し、ウクライナや中東情勢などについて議論したほか、米中首脳会談の実現に向け、調整が進められたものとみられます。
また、ホワイトハウスは、バイデン大統領が王外相と面会したと発表しました。
この中で、バイデン大統領は、両国が責任を持って競争を管理することや対話を維持することの必要性を強調したということです。
面会後、ホワイトハウスの高官は記者団に対し面会は1時間にわたって行われたとした上で、「バイデン大統領は前向きな議論だったと受け止めている」と述べました。
その上で「会談が実現すると確信している」と述べ、時期については明言しなかったものの米中首脳会談の実現に期待感を示しました。
今回の一連の協議で、来月中旬にサンフランシスコで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせてバイデン大統領と習近平国家主席の首脳会談が実現することにつながるのか注目されます。