新型コロナの5類への移行後、渋谷駅周辺では観光客が増加しているうえ、若者や外国人による路上飲酒が横行している状態が続いています。
渋谷区はこれまでのハロウィーンより、深刻なトラブルや群集事故が起きるリスクが高まっているとして、「ハロウィ-ン目的で渋谷に来ないでほしい」と異例の呼びかけをしています。
区は、ハロウィーン当日の31日は最も混雑が見込まれるとして警戒を強めていて、渋谷駅周辺では条例に基づいて路上飲酒の制限を行うとともに、コンビニなどに酒の販売自粛を求めることにしています。
路上飲酒の制限と酒の販売自粛は、31日午後6時から翌朝5時までが対象です。
区は31日夜も、職員や警備員を動員して路上飲酒をしないようパトロールを行うなど、これまでで最大規模の態勢で警戒を行うことにしています。
渋谷区安全対策課の東浦幸生課長は「例年、31日が平日だったとしても一番人出が多いので、非常に緊張しています。ハロウィーンで渋谷に来ないでください」と改めて呼びかけています。