協会によりますと、本人からの辞任の申し出を受け入れ、11月25日付けで辞めるということです。
ジョーンズ氏はオーストラリア出身の63歳。
2015年のワールドカップで日本代表のヘッドコーチを務め、南アフリカ戦で歴史的な勝利をもたらしました。
そのあとイングランド代表のヘッドコーチに就任し、日本で開かれた2019年のワールドカップでチームを準優勝に導きましたが、去年12月、成績不振などを理由に解任されました。
ことし1月オーストラリア代表のヘッドコーチに就任し、地元開催となる2027年のワールドカップまでの契約を結んでいました。
しかし、今回のフランス大会はチームとして初めて1次リーグで敗退となり、去就が注目されていました。
オーストラリアラグビー協会は「エディーの2023年のチームへの貢献に感謝し、今後の活躍を祈っている」としています。
日本代表の次期ヘッドコーチ候補にも
関係者によりますと、エディー・ジョーンズ氏は現在、選考が進められている日本代表の次期ヘッドコーチの候補に挙げられています。
候補には、このほかリーグワンのクボタスピアーズ船橋・東京ベイのフラン・ルディケヘッドコーチなどの名前が挙がっていて、日本ラグビー協会は今後、候補者との面接を経て選考を進めていく予定です。
日本協会の土田雅人会長は10月11日の取材で「これからしっかり面接して決めるという段取りをしている。年内に決められればいいと思っている」と決定時期の見通しを示していました。