韓国で去年の10月29日、ソウルのイテウォンにある坂で、150人以上が亡くなる事故がありました。ハロウィーンを楽しんでいた若い人たちが、狭い坂に集まって、重なるように倒れました。
事故から1年になった29日、事故があった坂では、多くの人が亡くなった人のために花を飾ったりメッセージを書いたりしていました。
この事故では、日本人も2人亡くなりました。26歳だった冨川芽生さんは韓国に留学していて、この事故で亡くなりました。冨川さんのふるさとの北海道根室市では、家族や韓国人の友達などが寺に集まって、芽生さんのために祈りました。
芽生さんの父親は「悲しくて毎日泣いていました。亡くなった人の命が無駄にならないように、本当に安全に気をつけてほしいです」と話しました。
