USGS=アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の4日午前3時ごろ、ネパール北西部を震源とする地震が発生し、震源の深さはおよそ18キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.6と推定されています。
また、ネパールの当局は、この地震についてマグニチュードを6.4と推定し、震源は首都カトマンズから北西に300キロほど離れたジャージャルコートや周辺地域としています。
ネパールの首相府関係者などが明らかにしたところによりますと、この地震で、これまでに100人以上が死亡し、100人以上がけがをしたということです。
現地で撮影された写真には、震源に近いとみられるジャージャルコートの病院に子どもを抱えた住民などが避難している様子や、廊下のような場所に人々が座り込んでいる様子が写っています。
現地では、土砂崩れなども起きていて救援活動が難航し、詳しい被害の状況は分かっていません。