イスラエル・パレスチナ
情勢をめぐって、
上川外務大臣は、ヨルダンを
訪れサファディ
外相と
会談し、
一般市民の
安全確保や
戦闘の
人道的休止に
向けて
協力して
いくことで
一致しました。
上川外務大臣は、イスラエルとパレスチナ暫定自治区を訪問したのに続いて、日本時間の4日午後、隣国ヨルダンでサファディ外相と会談しました。
冒頭、上川大臣は「ガザ地区を取り巻く情勢が緊張度を増す中、これまで中東地域の平和と安定に向けてさまざまな支援を行ってきた日本としては、大変な懸念を持って注視している」と述べました。
その上で、両外相は、一般市民の安全確保や、人道状況の改善、それに、人道目的の一時的な戦闘の休止実現に向けて協力していくとともに、事態の早期沈静化に粘り強く取り組んでいくことで一致しました。
また、上川大臣が、イスラエルに残る日本人の出国支援のためヨルダンに自衛隊機を待機させていることに触れ、「イスラエルからの邦人などの輸送への協力に深く感謝する」と伝えたのに対し、サファディ外相は「邦人の安全確保に協力を惜しまない」と述べたということです。