パナマには、太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河があります。世界の船が、この運河を使ってたくさんの荷物を運んでいます。
パナマ運河の近くで10月に降った雨は、今までの70年でいちばん少なくなりました。運河に水を送る湖の水もとても少なくなっています。
このためパナマの役所は、運河を通ってもいい船を少なくしました。今まで1日に36ぐらいの船が通っていましたが、11月からは31にしました。このあともだんだん少なくして、来年2月には18にします。通ってもいい船の大きさのルールも変えています。
パナマ運河を通って日本に届いたり日本から送ったりする荷物は、アメリカと中国の次に多くなっています。たくさんの国が、荷物を運ぶ仕事に影響が出ることを心配しています。