8日7時ごろ、八幡平市野駄の山林で仕掛けたイノシシのわなを確認していた71歳の男性が、クマに襲われました。
警察によりますと、男性は顔や背中にけがをしたあと、自力で自宅まで戻り、病院に搬送されたということです。
けがの詳しい程度は分かっていませんが、意識はあり、会話もできる状態で、命に別状はないとみられるということです。
岩手県のまとめによりますと、県内で今年度、クマに襲われた人は7日までに44人と、これまでで最も多くなっています。
今の時期は冬眠を前にクマの活動が活発になっているとみられ、県は、山に入る場合や農作業をする際などは警戒するよう呼びかけています。