また、イスラエル・パレスチナ情勢について「人道目的での戦闘の休止は、パレスチナの人々を保護し、継続的な人道支援を増やし、われわれの国民や外国人の退避を可能にし、人質の解放を促進するという重要な目標を前進させるものでありわれわれ全員が一致した」と述べました。
“イスラエルとパレスチナ「2国家共存」和平目指すべき”
イスラエル・パレスチナ情勢について「危機が去ったあとのガザ地区の統治については、パレスチナ人の声や希望がくみ取られなければならない。そこにはパレスチナ人による統治と、ヨルダン川西岸地区と一体になったガザ地区、そしてガザ復興のための持続的な仕組み、さらにイスラエルとパレスチナがそれぞれ国家をもって共存し、同じ安全や自由と尊厳を持つことが含まれなければならない。いまこそ、未来についての対話を始めるときだ」と述べ、将来的にはイスラエルとパレスチナの「2国家共存」による和平を目指すべきだと強調しました。
“戦闘終結後にガザ地区を再び占領しないことなどが重要”
また、ブリンケン国務長官は「アメリカが重要だと考えるものは、パレスチナの人々を今も、そして戦闘終結後も、ガザ地区から強制的に避難させないこと、ガザ地区をテロの温床にしないこと、戦闘終結後にガザ地区を再び占領しないこと、再び封鎖しようとしないこと、ガザ地区の面積を縮小しないことだ」と述べました。