特別職の
国家公務員の
給与を
引き上げる法案は、8
日の
衆議院内閣委員会で
審議が
始まりました。10
日には
採決が
行われる
見通しですが、
立憲民主党は、
国民が
物価高に
苦しむ中、
岸田総理大臣や
閣僚の
給与も
増えるのは
適切ではないとして、
修正案を
提出することにしています。
特別職の国家公務員の給与を引き上げる法案は、一般職の給与の引き上げに準じて、総理大臣で年間46万円、閣僚で年間32万円増える内容です。
8日の衆議院内閣委員会で法案の審議が始まり、国家公務員制度を担当する河野デジタル大臣が趣旨説明を行ったうえで「慎重に審議し、賛同していただきたい」と理解を求めました。
委員会に先立って開かれた理事会で、与野党は、10日質疑を行ったあと、法案を採決することで合意しました。
一方、法案をめぐっては、立憲民主党が国民が物価高に苦しむ中、岸田総理大臣や閣僚の給与も増えるのは適切ではないとして、引き上げを凍結する修正案を提出することにしていて、公明党からも修正を検討すべきだという声が出ています。