ソフトバンクの
元部長ら3
人が
架空の
事業で
投資を
募り、
現金12
億円を
だまし取ったとして
逮捕された
事件で、
一緒に
逮捕されたアパレル
会社の
元社長が
計画し、
元部長に
話を
持ちかけたとみられることが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
ソフトバンクデジタルトランスフォーメーション統括部の元部長 清水亮容疑者(47)と、アパレル会社の元社長で、風俗店従業員の森田真伍容疑者(41)ら3人は、去年、ソフトバンクの架空の事業をかたって投資を募り現金12億円をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕され、9日、検察庁に送られました。
これまでの調べで、投資を募る説明会はソフトバンク本社の会議室で複数回行われ、清水元部長らが作成した会社のロゴが入ったうそのプレゼン資料を示していたことが分かっています。
捜査関係者によりますと、今回の事件は森田容疑者が計画し、知人を介して知り合った清水元部長に話を持ちかけたとみられています。
だまし取った金は清水元部長が管理する口座に振り込ませたあと、大半の10億円ほどが森田容疑者に渡され、借金の返済や生活費にあてられたということで、警視庁が3人の役割分担など詳しいいきさつを調べています。