埼玉県警の20
歳の
巡査が
警察官に
なる前のことし3
月、
他人に
使用させる
目的を
隠して
群馬県内に
住む少年名義の
口座を
開設し、キャッシュカードを
だまし取ったとして
逮捕されました。
この口座は
別の
詐欺事件の
振り込み先として
使われていて、
警察は
詳しいいきさつを
調べています。
逮捕されたのは、さいたま市に住む埼玉県警の20歳の巡査です。
警察によりますと、巡査は、警察官になる前で19歳だったことし3月、他人に使わせる目的を隠して群馬県内の少年の名義で口座を開設し、キャッシュカードをだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
口座の名義人の少年は巡査の中学校の後輩で、ことし6月、警察署を訪れて「先輩に口座を作るよう言われて開設した」などと説明したことから警察が巡査の関与について捜査を進めていました。
調べに対し容疑を認めているということです。
開設された口座は別の詐欺事件で金の振込先として使われていたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
埼玉県警「重く受け止め厳正に対応」
埼玉県警によりますと巡査はことし4月1日付けで採用され、警察学校に入校中だったということで埼玉県警察学校の佐藤則明副校長は「警察官が逮捕されたことは重く受け止めています。捜査結果を踏まえて、厳正に対応します」とコメントしています。