栃木県那須町で
夫婦の
遺体が
見つかった
事件で、
警視庁は「
指示役」の28
歳の
容疑者も
夫婦の
殺害に
関わっていたとして
殺人の
疑いで
再逮捕しました。
調べに対し、
首謀者とみられる
容疑者から「
報酬を1500
万円に
増額する」と
持ちかけられ、
殺害も
頼まれたと
供述しているということです。
殺人罪で
立件されるのは「
仲介役」の
容疑者に
続き2
人目です。
再逮捕されたのは、住居・職業不詳の佐々木光容疑者(28)です。
先月、栃木県那須町で
▽会社役員の宝島龍太郎さん(55)と
▽妻の宝島幸子さん(56)が遺体で見つかった事件では
▼首謀者とみられる宝島さんの長女の内縁の夫、関根誠端容疑者(32)など6人が遺体を損壊した疑いで逮捕され
警視庁はこのうち
▼「仲介役」の平山綾拳容疑者(25)を今月、殺人の疑いで再逮捕していました。
これまでの調べに対し、佐々木容疑者は「関根容疑者から依頼され、実行役を探すよう平山容疑者に伝えた」などと、供述しているということです。
警視庁は、こうした供述などからほかの容疑者らと共謀して、夫婦の殺害にも関わった疑いがあるとして再逮捕しました。
捜査関係者によりますと「当初は遺体の処理だけだったが『報酬を1500万円に増額する』と持ちかけられ、殺害も頼まれた。自分は100万円を受け取った」と、供述しているということです。
佐々木容疑者は、上野の繁華街で客引きをしていて関根容疑者と知り合ったとみられ、警視庁はそれぞれの関わりや役割分担についてさらに調べるとともに、ほかの4人の容疑者についても殺人罪での立件に向けて捜査を進めています。