富山県高岡市の伏木地区では、200年ぐらい前から「伏木曳山祭」が続いています。美しく飾った山車がまちの中を回ります。
今年は、1月の能登半島地震で道路などに被害が出たため、山車が回る場所をいつもの年より少なくしました。
18日のお祭りでは、笛の音と一緒に、はっぴを着た人たちが「イヤサー、イヤサー」と大きな声を出して、重さが8tある山車を引きました。
見に来た人は「気持ちが明るくなって、地震の嫌なことを忘れることができます」と話していました。
伏木曳山委員会の人は「住んでいる人たちが、笑ってお祭りを楽しんでくれてよかったです。まちをまた元気にしたいという気持ちが伝わっていると思います」と話していました。