スイスの谷に位置する小さな村、ラウターブルンネンの地元当局が、作業部会を立ち上げてオーバーツーリズム(観光公害)を低減する新たな手法を模索しています。スイス公共放送協会の外郭団体、スイス・インフォが明らかにしました。
地元当局によれば風光明媚(めいび)なラウターブルンネンの人口は800人に満ちませんでした。現在、村は通りの混雑やごみだらけの道路、家賃の高騰に苦慮しています。
検討されている対策の一つは、一部の旅行者に対する入村料の導入です。スイス・インフォが地元紙の記事を引用して報じました。
提案された入村料はスマートフォンのアプリを通じた支払いを想定し、金額は5~10スイスフラン(約860~1720円)。その日に車で村を通過する旅行者に課金します。