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日の
東京外国為替市場は、
アメリカ経済は
堅調で
中央銀行にあたるFRBが
利下げを
急がないのではないかという
見方から
円安が
進んで、
円相場は
一時1ドル=157
円台まで
値下がりしています。
日本時間の23日夜、発表されたアメリカの企業の購買担当者の景況感を示す経済指標が市場の予想を上回ったことで、アメリカ経済は堅調でFRBは利下げを急がないのではないかという見方が広がりました。
このため、日米の金利差が意識されて円を売ってドルを買う動きが強まり、23日のニューヨーク外国為替市場で円相場はおよそ3週間ぶりに1ドル=157円台まで値下がりしました。
24日の東京外国為替市場でも円相場は、一時1ドル=157円台で取り引きされています。
市場関係者は「アメリカの長期金利が上昇し、日米の金利差が改めて意識されて円安が進んでいる。市場では、日銀の国債の買い入れの動向などに関心が集まっている」と話しています。