アイスランドで火山が再び噴火し、溶岩が50メートルほどの高さで噴き出ています。
アイスランド南西部のレイキャネス半島で29日、火山が噴火しました。
アイスランド気象庁はおよそ1キロの長さの亀裂から溶岩が50メートルの高さまで噴水のように噴き出していると伝えています。
現地の救助隊は「噴火の前に付近の温泉から100人以上の人々を避難させた」と話しています。
けがをした人など、人的被害は今のところありません。
この地域での噴火は去年12月以降、5回目です。
現地メディアによりますと、調査の結果、付近の地下にマグマが蓄積していることが分かり、地元の当局は「さらに火山活動が激しくなる可能性がある」と周辺の住民に注意を呼び掛けています。