商店街の
先にそびえる
富士山を
撮影しようと
訪れる外国人観光客らによる
無断駐車が
後を
絶たないことから、
山梨県富士吉田市は、
人気となっている
市内の
交差点の
近くに
新たに
駐車場を
設け、6
月1
日から
営業を
始めました。
富士吉田市の「本町二丁目交差点」は、商店街の町並みの先にそびえる富士山の写真が撮影できるとSNSで話題になったことから、多い時には、一日およそ5000人の外国人観光客などが訪れています。
しかし、周辺には駐車場がほとんどなく、車で訪れた観光客が、周辺の店の駐車場に無断で車を止めるなどの行為が後を絶たないことから、市は交差点の近くに新たに駐車場を設けました。
1日は記念の式典が開かれ、堀内茂市長らがテープカットをして開設を祝いました。
新しい駐車場には、普通乗用車27台が駐車でき、トイレや休憩ができるベンチなども設けられています。
堀内市長は「オーバーツーリズムによる弊害が顕著に現れているので、観光客と受け入れる地元の双方が互いに努力することが大事だと思う」と話していました。