日本新聞: 「緊急事態宣言」に合わせた政府の「基本的対処方針」原案判明

「緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげん」に合あわせた政府せいふの「基本きほん的てき対処たいしょ方針ほうしん」原案げんあん判明はんめい

Apr 6, 2020 21:04

Furigana

新型しんがたコロナウイルス対策たいさくの特別とくべつ措置そち法ほうに基もとづく「緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげん」に合あわせて、政府せいふが改定かいていする予定よていの「基本きほん的てき対処たいしょ方針ほうしん」の原案げんあんが明あきらかになり、宣言せんげんの対象たいしょうとなる都道とどう府県ふけんの住民じゅうみんに対にたいし、不要ふよう不急ふきゅうの帰省きせいや旅行りょこうなど、県けん外がいへの移動いどうを極力きょくりょく避さけるよう促うながしています。７なな日にちにも行おこなわれることになった「緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげん」に合あわせて、政府せいふは新型しんがたコロナウイルス対策たいさくの重要じゅうよう事項じこうなどを盛り込もりこんだ「基本きほん的てき対処たいしょ方針ほうしん」を改定かいていすることにしていて、その原案げんあんが明あきらかになりました。

それによりますと、緊急きんきゅう事態じたいを宣言せんげんしても、海外かいがいで行おこなわれている「ロックダウン」＝都市とし封鎖ふうさのような社会しゃかい機能きのうを相当そうとう程度ていど停止ていしさせるような施策しさくは実施じっししないと明示めいじしています。

そのうえで、

▽宣言せんげんの対象たいしょうとなる都道とどう府県ふけんの住民じゅうみんに対にたいし、感染かんせん拡大かくだいを防ふせぐために不要ふよう不急ふきゅうの帰省きせいや旅行りょこうなど県けん外がいに移動いどうすることを極力きょくりょく避さけるよう促うながしています。

また、

▽食料しょくりょう・医薬品いやくひんや生活せいかつ必需ひつじゅ品ひんの買い占かいしめなどの混乱こんらんが生しょうじないよう冷静れいせいな対応たいおうを求もとめ、

▽医療いりょう機関きかんへの通院つういん、食料しょくりょう・医薬品いやくひん・生活せいかつ必需ひつじゅ品ひんの買い出かいだし、職場しょくばへの出勤しゅっきん、屋外おくがいでの運動うんどうや散歩さんぽ、など生活せいかつの維持いじに必要ひつようなことは外出がいしゅつの自粛じしゅく要請ようせいの対象たいしょうにならないとしています。

医療いりょう体制たいせいについては、

▽重症じゅうしょう者しゃへの医療いりょうの提供ていきょうに重点じゅうてんを移うつすため、入院にゅういん治療ちりょうが必要ひつようのない軽症けいしょう者しゃなどは自宅じたく療養りょうようとし、医師いしが必要ひつようと判断はんだんした場合ばあいにはインターネットを通つうじたオンライン診療しんりょうを行おこなう体制たいせいを整備せいびするとしているほか、