東京など7都府県を
対象に
法律に
基づく「
緊急事態宣言」が
出されたことを
受けて、
東京都の
小池知事は
今夜記者会見を
開き、
来月6日までの
期間、
都内全域を
対象に
外出の
自粛を
要請するとともに
施設の
使用制限などを
要請する
対象について
国と
調整したうえで、
今月11
日から
実施したいという
考えを
示しました。
この中で
小池知事は
都内の
感染者の
状況について「
大変高水準で
推移している。『
重大局面は
変わらず』ということだ」と
述べ、
特別措置法に
基づく「
緊急事態措置」としてあす
午前0時から
来月6日までの
期間、
都内全域を
対象に
外出の
自粛を
要請しました。
一方で施設の使用制限などを要請する対象については「さまざまな具体的な内容や近接の県との関連もあって国と調整している」と述べました。
そして日程について「今月9日までに都としての成案を得て、外出の自粛効果を見ながら10日に発表し、11日に実施としたい」と述べました。
また、成案から実施までに2日の期間が設けられたことについては都民の周知のために必要だとしています。そして、小池知事は「ポイントはステイホーム。『外出しないでください』ということだ。外出せざるをえない場合は3つの密をさけることをお願いしたい。人と人の感覚を2メートルあけることに協力いただきたい。緊急事態宣言の発令を機に、ご自身、家族、大切な人、社会を守るためだということを改めて申し上げたい」と呼びかけました。