タイ・カンチャナブリにあるゾウの保護区は、えさを与えるのに苦労しています。新型コロナ防止の移動制限で観光客が減少しています。休業に追い込まれたためです。
タウィーチャイ・エレファントキャンプの管理人、ダムロン・ロンサクルさんは「ストレスで眠れない。どうしたらいいのか分からない。
緊急事態の状況分析、今後15―30日のための貯金、(キャンプ再開後に)来る観光客など少しずつ見極めようとしている」と話しました。
このキャンプにはゾウ25頭とスタッフ75人がいて、普段は毎日100人の観光客が来ました。だが今は、ほかの動物保護施設と同様、観光収入の減少に悩んでいます。
ゾウ使いのソムキット・メテチョティクンさん「ゾウは家族のようなもの。ゾウがよく食べて、よく寝ていれば、私は幸せだ。ゾウが病気になったら、ゾウ使いは賃金をもらえないので、手厚く世話をしなければ」と言いました。