米経済誌フォーブスの長者番付でアマゾンの創業者で最高経営責任者(CEO)を務めるジェフ・ベゾス氏が3年連続で首位となったことがわかりました。ベゾス氏は離婚に伴う調停で多額の資産を失ったものの番付には影響が出なかったようです。
ベゾス氏の資産は昨年から180億ドル減って1130億ドルとなりました。離婚に伴い資産を失いましたが、アマゾン株は昨年15%値上がりして、損失の一部を相殺しました。元妻のマッケンジー・ベゾス氏も22位に入りました。マッケンジー氏は離婚調停を受けて、夫婦で保有していたアマゾン株の25%を受け取りました。
34回目となる長者番付では、世界各地で流行している新型コロナウイルスの影響も見られました。3月の前半に226人が保有資産10億ドル超の「ビリオネア」の地位を失いました。フォーブスの集計によれば、ビリオネアの人数は2095人と昨年から58人減少しました。