山口県は10
日夜、50
代の
山口県職員の
男性が
新型コロナウイルスに
感染していることが
新たに
確認されたと
発表しました。
男性は
先月、
三重県で
開かれ
講師の
感染が
確認された
陸上の
練習会に
参加していて、
これで
山口県内で
感染が
確認された
人は18
人になりました。
新たに
感染が
確認されたのは、
山口市に
住む山口県職員の50
代の
男性です。
県によりますと、この男性職員は先月、感染が確認された北京オリンピック陸上男子400メートルリレーの銀メダリスト、塚原直貴さんが講師を務めた三重県での陸上の練習会に参加し、その前日の懇親会にも出席していたということです。
男性は、塚原さんの感染がわかったあとに、ウイルス検査を受け陰性と判定されていましたが、9日、熱とせきの症状が出たため改めて検査したところ、10日、感染が確認されたということです。
また、男性は練習会に参加する数人の子どもたちを自分が運転する自家用車に乗せて引率していましたが、子どもたちはこれまでの検査では陰性だということです。
県は念のため、改めて子どもたちの検査を行うほか、男性の妻についても検査を行うことにしています。
これで山口県内で感染が確認された人は18人になりました。
山口県の村岡知事は、「職員が感染し、県民の皆様を不安にさせ心からおわびします」と陳謝したうえで、改めて県職員に感染予防の徹底を指示する考えを示しました。