イタリアのコンテ首相は10日、記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための原則的な外出禁止措置を来月3日まで延長すると発表しました。
イタリアでは感染者の増加ペースは鈍化しつつありますが、依然として死者が1万8849人と世界最多で、先月10日から続けられている措置は再度延長されることになりました。ただ、14日からは書店や文具店など一部の店舗は営業を再開できるとしています。
一方、フランスでは前日より死者が987人増え1万3197人となりました。特に病院ではなく老人ホームなど高齢者施設で亡くなった人が増加していて、4599人と全体の3分の1を占めています。