新型コロナウイルスが武漢の市場で売られていた野生動物から広がったとされるなか、中国政府は野生動物を食べることを禁止する一方、飼育して食用にすることが可能な動物を発表しました。食べたり皮や毛を製品に利用できる動物のリストにはウシやブタ、ヒツジ、ウマなどのほか、ウサギやアルパカ、ダチョウなど27種類が並んでいます。皮や毛の利用のみが可能なのはミンクやタヌキなど4種類です。ただし、リストにあっても野生の場合は食べることは禁止です。中国南部などで食用にされているイヌは「国際的に家畜や家禽(かきん)ではない」として入っていません。