13日、CDCのレッドフィールド所長はNBCの番組に出演し、他人と一定の距離を取るソーシャルディスタンスが死亡率を抑制していることを強調し、「国内の感染がピークに迫りつつある」との見解を明らかにしました。一方、CDCは12日にくしゃみなどによるウイルスの飛沫(ひまつ)が空気中を約4メートル飛ぶという報告を発表しました。これまでは他人と約1.8メートルの距離を取ることが推奨されていましたが、中国・武漢の病院の調査で2倍以上の距離の飛散が確認されたということです。また、半数以上の病院関係者の靴からウイルスが検出されたほか、ドアノブや手すりなどあらゆるものの表面で長時間生存していたことも分かったということです。