資源エネルギー庁によりますと、13日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は前の週より1円80銭安い1リットルあたり131円90銭でした。値下がりは12週連続で、2017年9月以来、2年7カ月ぶりの安値ということです。新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞やサウジアラビアとロシアの増産で供給が過剰になるとの懸念から原油価格が値下がりしていることが原因です。その後、産油国の協議でサウジアラビアとロシアの減産が決まり、足もとの原油価格は値上がりしていますが、石油情報センターではこれまで値下がりした分の転嫁が続くとして来週も値下がりを予想しています。