現地メディアによりますと、ロンドン郊外のルートンの大学病院で働いていたメアリー・アギャポンさんは新型コロナウイルスの検査で陽性が判明し、7日から自らが勤める病院に入院していました。妊娠中だったメアリーさんの容体は5日後に急変し、そのまま亡くなりました。同時に緊急手術が行われ、帝王切開で生まれた女の子は元気に育っているということです。病院は「メアリーさんは皆に愛され、素晴らしい、模範的な看護師だった」とコメントしました。ネット上ではメアリーさんの友人らが残された家族のために募金を募っています。生まれた女の子の赤ちゃんは、お母さんと同じ名前のメアリーと名付けられたということです。